クヌギザの加工技術

切る、削る、刻む。クヌギザの豊富な鏡の加工技術を、3つのカテゴリーに分類して紹介します。
これらの技術を駆使して、多種多様なお客さまのニーズを形にいたします。

01

洗浄

加工前洗浄で職人のこだわりが光る

Washing

すべての加工が始まる前にすべての鏡をきれいに洗浄し、運搬中についた汚れを落とします。反射して見づらい鏡の細かな汚れも見落とさない、職人のこだわりがここから始まっています。

設備

設備名 仕様
鏡洗浄乾燥機 鏡の元板を洗浄する

 

02

切断

まずは切断からクヌギザの技術が光る

これから製品になる鏡を必要な大きさに切断します。単に切断といっても切り方はさまざま。まっすぐに切るだけでなく曲線に沿って切る、さらに複雑な形状に切るなど、最終製品のデザインが多様になるほど、高い加工技術が求められます。

まっすぐに切断する

Straight

鏡をまっすぐに切断するのは、加工の基本です。最終製品の形状に合わせて可能な限りムダのないように切断し、製品となる鏡の原型を作ります。薄物の鏡に特化したクヌギザには、「まっすぐに切る」という基本的な加工にも独自のノウハウがあります。

丸く切断する

Round

近年は最終製品のデザインが多様になっており、曲線の加工を求められることが多くなりました。薄物の鏡を美しい丸型に切断し、その多くは化粧品のコンパクトなどに利用されます。

あらゆる形に切断する

Order

化粧品メーカーがブランド価値を高めるために自社のノベルティグッズとして手鏡などを採用ことがあります。その際にユニークな形状で差別化を図るケースが多く、例えばRのついた曲線の四角形など、クヌギザは難しい形状の切断も多く手掛けてきました。

設備

設備名 仕様
NC自動切断機 ガラススクライバーにより鏡の元板を自動切断する
角型切断機 短冊状の鏡を角形に切断する
自動丸切機 短冊状の鏡を円形に切断する
自動変形切機 短冊状の鏡を円形・変形に切断する
自動丸変形一枚切機 一枚ずつ円形・変形に切断する
03

面取り

1mm単位の仕事で職人技が光る

面取りとは「エッジ加工」とも呼ばれる、鏡の切断面への加工技術です。ガラスでできている鏡は切断面が鋭くとがった刃物のような形状になっているため、これを削って安全性を高めます。また、面取りによって鏡の美しさを演出することもできます。

四角形状の加工

Square

クヌギザは1.1mmから2mmという薄物の鏡に特化しているため、とても薄い鏡に対して面取り加工を行います。四角形は鏡の基本的な形状であり、四角形状の鏡に対する面取りはクヌギザにとっても基幹技術といえます。

円形や、変型、特注な形状の加工

Order

多様化する化粧品ブランドのブランディング現場では、より複雑かつオリジナリティのある形状の鏡が求められます。こうした複雑な形状、特殊な形状の加工はクヌギザが得意とする分野であり、それは面取りにおいても同様です。

設備

設備名 仕様
角型自動面取機 角型鏡の面取り加工
丸変形自動面取機 円形・変形鏡の面取り加工
04

レーザー
マーキング

オリジナリティが光る

鏡の塗装を抜くことで、その部分だけ光が後ろに抜けます。これによって鏡にロゴマークなどを入れることができるため、オリジナリティあふれる製品が実現します。クヌギザのレーザーマーキング技術は業界内でも先行しており、大阪府の産業技術研究所から技術応用のオファーもいただいています。

オリジナルデザインを刻む

Drawing

かつて鏡に文字やロゴを表現するとなると鏡の表面に印刷をするのが一般的でした。しかしこれだと印刷が剥がれてしまうと「ただの鏡」になってしまいます。クヌギザのレーザーマーキングは鏡そのものの塗装を抜くことでデザインを表現するため、見た目のオリジナリティが高いだけでなく、長持ちするなどのメリットがあります。

設備

設備名 仕様
レーザーマーキング機 YAGレーザーでロゴマーク、文字等を入れる。

 

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